カードローンの審査基準についての詳細記事

これからお金を借りようとしている人にとって、審査を受ける会社の審査基準はとても気になるところですよね。それさえ分かれば対策を立てることができますから、どなたにとっても審査基準についての情報は喉から手が出るほど欲しいはずです。

しかし審査基準については、その会社から一般向けに公開されることは決して期待できません。それどころか、審査内容についても極力表には出さないようにしているのが普通です。また審査に落ちてしまった人が、その理由を尋ねたいと問い合わせをしたとしても、決してそれには答えてもらえることはありません。

このように会社側が情報を出してくれないと、どうしても借りる側の予想や憶測が先走りしがちです。また落ちてしまった人が審査が厳しいと言いふらし、また一方では通った人がいや審査は甘いと言い張ったりと、情報も混乱しがちですよね。でも実際のところ、審査基準というものはそう単純な代物ではありません。

申込書だけを見ても、生年月日や住所以外にも、家族のことや住居のこと、そして勤務先のことまで、非常に多くの個人情報を申告することになります。この複数の情報を組み合わせて審査結果を出すのですから、その判断基準も１足す１は２といった単純なものではあり得ませんよね。また会社の経営上の事情も審査には無関係ではありません。経営が厳しくなれば、貸付も縮小傾向になることが考えられます。

でもこのように不確定な中でも、幾つかはそこそこ確実と言える審査基準は存在します。消費者金融では総量規制という制度がありますから、これによって年収の三分の一を超える借入ができないというのは絶対確実ですし、この額を超えてしまうというだけで審査には通らなくなります。また信用情報にブラックとして登録中であれば、やはり大手では落ちてしまいます。

しかしそれ以外のことになると、絶対とは言い切れるものではなく、それ１つで即審査に落ちてしまうというものでもありません。幾つか悪い条件が重なっていれば心配ですが、その結果は審査を受けてみなければ分からないんです。やはり各社の審査基準におけるいい条件が何か、そして悪い条件が何かを知った上で、足し算引き算をして予測を立てて審査を受けることが大切だと言えるでしょう。