地方公務員の男性で現在30歳です。銀行のマイカーローンを利用したことはありますがカードローンを利用はありません。が、近いうちにカードローンの利用を考慮しています。

と言うのは、現在付き合っている彼女に婚約指輪を挙げるために少々お金が必要だからです。ところでカードローンを利用する前に、ひとつお聞きしたいことがあります。それは年収とカードローンの限度額との関係についてなんです。

常識から考えて、年収が多ければ多いほど限度額も大きくなると思うのですが、年収だけで限度額は決まってしまうものなのでしょうか?

カードローンの限度額は年収に影響する

銀行のカードローンでも、また消費者金融のカードローンであっても利用の限度額に年収は影響します。そして、年収が多ければ多いほど利用限度額も高くなると考えてよいでしょう。たとえば、消費者金融であれば総量規制の対象となるので、限度額は年収の3分の1までとなります。

それゆえ、年収200万円の人よりも年収500万円の人の方が限度額は大きくなると言ってよいでしょう。他方、銀行のカードローンの場合には利用の限度額の審査はちょっと複雑で、かつ複合的な観点から決まると言ってよいでしょう。
(⇒年収が200万円でも借り入れができるカードローン

銀行のカードローンの利用限度額においては、まず年収の程度が軸になります。その上で借手の信用度や過去の借り入れ・返済の実績、さらには現在の借金額や所有する資産、加えて勤め先や職業等の個人属性のスコアリング評価も加味されて決まると考えられます。

加えて、大会社や有名企業のオーナーや公務員といった職業特性が高く収入の安定度が高い方が、一般のサラリーマンよりも限度額が高くなることも十分に考えられます。他方で、パートやアルバイトといった、やや収入の安定さに不安が残るような職業の場合は、限度額の審査においてより慎重な結果が出るとも考えられます。

さらに言えば、同じ年収であっても勤続年数が長かったり、役付きであったり、また会社の知名度が高いといった方が限度額の審査で裁量の余地が大きいとも言えるでしょうね。以上のように、銀行のカードローンの場合は、限度額の審査において年収だけでなく他の複合的な要素も影響すると言ってよいでしょう。

加えて、銀行では信用度や信頼度をなによりも重要視する傾向が強いので、年収に占める借金の割合、つまり収支状況も限度額に大きく影響します。たとえば、年収が500万円あっても借金が300万円ある人と、年収は300万円だが無借金の人とでは、銀行側が受け止める信頼感や信用度は年収300万円の人の方が高くなることもあります。

そのことから年収300万円の人の方が限度額が大きくなるケースもあるのです。また、銀行は総量規制の対象外なので、原則として収入の3分の1以上の融資が可能です。が、大方の銀行では年収の30%~40%、かなり条件が良い場合で年収の2分の1程度が利用限度額のシーリングとなるようです。

そして、銀行でも消費者金融でも、新規融資の場合には年収の3分の1程度の限度額が提示されても、実際にお金を借りられる限度はもっと小さくなります。なぜなら、新規融資の場合は借り入れや返済の実績がないので、いきなり利用限度額いっぱいまで融資可能にはならないのです。

しかし、借り入れと返済の実績を積んでいけば、最終的に利用限度額に到達します。ただし、利用限度額以上は無理です。もし利用限度額そのものを大きくしたいのであれば、まず年収を増やすことが必要になります。(こちらも参考になります→金融機関から届くカードローン利用限度額増額の案内

年収とカードローン限度額の関係性について

お金を借りるときには、必ず審査をうけなければいけません。大手の消費者金融の場合には、即日での申し込みから融資までを行っているところも多いです。インターネットの発達によって、このサービスを可能としています。新規申し込みをする時には、氏名、住所、電話番号、職業、年収、他社からの借入といった多くの情報を入力します。消費者金融は全ての項目をチェックしているので、偽りの情報を入力しないように注意しましょう。

審査をするときには、職業や年収や他社からの借り入れ状況が大きく影響してきます。職業に関しては、公務員といった安定した職業のほうが評価は高いです。また、年収も高いほうがカードローン限度額が大きくなります。これは、総量規制といって年収の3分の1までしか借入をすることができない法律が関わっています。(こちらも参考になります→総量規制対象外のカードローン)さらに、年収が高いほうが返済能力が高いと判断されるため、多くの金額を借りることができるのです。それとは、別に借入の実績を作っていてカードローン限度額を増やす方法もあります。他社からの借入は全くないほうが審査に通りやすくなります。個人信用情報といった金融業界で共通のデータを参照することで、申込者の借入状況を見ることができるので、ここでも正確な情報を入力しましょう。

全ての項目が入力できたら、企業によって審査が行われます。無事に合格すると融資を受けることが出来るようになります。フリーターや学生といった収入が低い人でも、借入をすることができるので安心しましょう。一つの目安にはなりますが、正社員じゃないと借入ができないことはありません。融資を受ける際には、カードを使ってATMやインターネットから振込みをしてもらうことができます。銀行のカードと同じ要領で、ATMにカードを入れるとメニューが出てきます。自分が使うメニューを選択することで、サービスを受けることができます。融資も返済も24時間いつでも利用可能なコンビニのATMから行うことができるので便利です。

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