固定電話なかったらカードローン無理ですか

私は地方の大学を卒業して東京の企業に就職しました。現在一人暮らしで実家からは叱られたのですが、固定電話は契約せず、携帯電話だけを持つようにしています。それでも全く支障はないのですが、親からはいろいろと支障が出るから早く固定電話の契約をするように言われます。携帯は今や必需品になっていますので固定電話を契約しても携帯電話の契約を解除するわけにはいきません。そうなるとほとんど利用しないであろう固定電話のために結構高いお金を使わなければなりません。

それでなくてもお金が足りずカードローンの利用を考えているような状態で、固定電話など論外と考えていたのですが、同僚によればカードローンの契約のためには固定電話がなければ無理という話を聞きました。お金が足りなくてカードローンを借りようとしているのに、あまり必要のない固定電話の契約をするのは納得できません。そこで質問ですが、本当に固定電話がなければカードローンの契約はできないのでしょうか。

固定電話は事実好まれますが契約できるかは金融機関次第です

確かに金融機関は固定電話を持っている人のほうを高く評価する傾向があります。これは以前固定電話を利用する際購入していた電話債券がある種の担保のような役割をしていたことがあり、固定電話があれば返済の保証にもなっていた時代の名残で、さらに最近では固定電話があれば少なくともどこかに定住している証拠にもなって信用できると考えているためです。

カードローンの申込であっても固定電話を持っていることを前提のように考えている金融機関はあります。このため金融機関によってはお友達の言うように固定電話がなければ審査に通らないというような場合も無いとは言えません。しかし金融機関の中にはそういう従来の考えにとらわれず、携帯電話であってもほかに問題がなければ審査に通している所もあります。もしどうしても固定電話はいらないということであればそういうところを探してみてください。（こちらもご参考に→電話なしでカードローンに申込むことは難しい？）

最近ではあなたのように携帯電話しか持たないという人はそれほど珍しいことではなくなりましたので、今後は金融機関や世間一般の認識も変えていかなければならないかもしれませんが、今現在はそうはなっていません。何をやるにも電話は必要ですし、様々場面で書類に携帯電話の番号を書くと胡散臭い目で見られるのも事実です。したがって将来を考えれば無駄に思えるかもしれませんが固定電話を引くことは決して無駄にはならないと考えます。

あなたはまだ携帯電話を持っているので実生活上で支障があるようなことはないかもしれませんが、最近では敢えて電話というものを持たない人もいます。そうなってくるといくら柔軟な考え方を持つ金融機関があったとしても連絡手段が限られてきますので、ローンの契約は難しくなってしまいます。やはりこの世の中一人で生きているわけではないので、コミュニケーションを拒否するようなことは通用しないと言う事でしょう。