夫婦の年収合算でカードローンの利用は可能

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パートで働いている40代の主婦です。消費税増税や長引くデフレ不況による夫の給料の減少、さらに子供たちにかかるお金も最近増えてきたことで、先日夫と相談して生活費が厳しい月にだけ限ってカードローンの利用を決めたところなんです。

私のパート収入は90万円くらいなので、このような低収入でカードローンを申し込んでも利用限度額はたかが知れていると思うので、夫の年収と合算するかたちでカードローンに申し込みたいと考えているのです。

可能でしょうか?ちなみに夫の年収は400万円くらいです。

夫婦の年収合算でカードローンに申し込めます

結論から先に言えば、妻の年収と夫の年収とを合算するかたちでカードローンに申し込むことは可能です。また、夫婦の年収を合算すれば、利用限度額は増えます。たとえば、消費者金融では総量規制の対象となるので、年収の3分の1までしか借りられません。

ですから妻の年収90万円だけだと利用限度額は30万円程度になります。しかし、夫婦の年収合計だと490万円となるので、利用限度額は約164万円と大幅に増えるのです。それゆえ、夫とも了解済みでカードローンを利用するのであれば、夫婦の年収を合算して申し込むのはお勧めと言えるのです。

そして、この場合は「配偶者貸付」という制度を利用することになります。配偶者貸付とは、総量規制の例外措置となるものであり、この制度を利用すれば無職で無収入の専業主婦でも夫の年収を担保にしてカードローンが利用できるのです。

ただし、配偶者貸付を利用するには、夫の同意書、結婚している事実を証明できる住民票、戸籍抄本、さらには夫の収入証明書の提出が必要になります。また、夫婦の年収合算の場合は、妻の年収証明書の提出も求められると思われます。

他方、銀行のカードローンでも夫婦の年収を合算するかたちでカードローンに申し込めます。銀行は総量規制の対象外ですから、年収の3分の1以上でも融資してくれる場合があります。また、銀行の場合でも借手の年収を増やすことは審査においてマイナスになることはないので夫婦の年収合算は善い手だと思いますよ。

さらに言えば、総量規制の対象外となる銀行のカードローンですが、実際のところはたいていの銀行では年収の30%~40%程度の限度額に留めているようなので、年収を増やして申し込むことは消費者金融の場合と同じように効果的と考えられるのです。

また、銀行のカードローンの場合では配偶者貸付を利用するのではないので、夫の同意書や結婚している証明書、さらに夫の年収証明書の提出は不要です。が、夫婦の年収を合算して申し込む場合では夫と妻の年収証明書の提出はあると考えた方がよいでしょうね。

カードローンの審査は年収の他に借入合算金額が重要

カードローンはさまざまな消費者金融や銀行がローン商品を販売しています。各社とも審査は厳密に行っていますが、審査の際、申し込み書類に書く内容について勘違いをしている方がいるようです。それは借入の金額についてです。申し込み書類には、勤務先、年収の他に他所からの借入について書く場所があります。そこには何を書けばよいのか悩んだり、勘違いをする方がいます。他所からの借入については、すべて書く必要があります。例えば、銀行のローンを申し込むのだから、他の銀行からの買い入れがだけを書けばよいと勘違いをして、消費者金融については書かないとか、車のローンについては書かないなどです。

ローンの審査については、書類選考の他に信用調査が行われます。信用調査とは、消費者金融や銀行などが出資してクレジットカードやローンの利用実績を蓄積している会社によって行われます。そのため、本人が他所の借入を申告しなくても、審査時は利用実績をチェックしますのではっきりします。嘘をついていると判斷されることはありませんが、審査に落ちた場合の理由の上位に他所からの借入の合算額面が多すぎるということはよくあるようです。カードローンの審査に落ちた際に理由は教えてくれないのがほとんどです。落ちた際には他からの借り入れがどの程度あるのか再検討してみるとよいです。その際、一つ一つのローンの額面が小さくても、合わせた際の金額で審査が行われることも忘れてはいけません。

また、申請時に勘違いする方が多いのが収入についてです。他の借り入れと同様、収入についても合算が必要です。例えばフリーター等の場合でも昨年の所得がまとまった金額なのであれば、それを申告すればよいですし、土地を貸しているなど、不動産収入がある場合も合算の対象となります。年収の合算によってカードローンが通ったり、借入枠が増加したりなど有利に進むこともありますので、複数の収入があるのであれば、その一つを書くのではなく、合算して申告することをオススメします。

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