増額を申し込んだとき断られるケースとは?

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カードローンを使いはじめて5か月ほどになります。これまで借りてもすぐ返済してきましたが、それは限度額が低すぎるからなのです。増額を申し込みたいのですが、断られるのも嫌なので迷っています。増額が断られケースを教えてください。

利用実績が足りなくても増額が困難になります

まだ5か月ですね。せめて半年は利用してから増額を申し込むことをお勧めします。もちろんその間、利用していること。返済の遅延がないことも重要です。ある程度、利用実績がなければ、増額の審査をしたくてもできませんから。実績がない場合は、増額もしにくいのです。

もちろん、ある程度の実績があっても、増額できないこともあります。それは高い限度額を希望した場合。総量規制で年収の3分の1までしか貸せないのが貸金業の法律です。銀行系カードローンはその法律の対象ではありませんが、保証会社は貸金業ということもあるので、審査の目安として年収の3分の1を限度にしておこう、と考えるケースが多いと言われています。

本来、100万円以上の限度額を希望する場合などで、年収を証明する書類が必要になると言われています。では、年収300万円だからといって、100万円まで限度額を増額できるかといえば、それは違います。

収入だけではなく、過去の融資のデータから別の要因についても審査します。勤務先、職種、年齢、性別、家族構成、持ち家か賃貸かといった項目の組み合わせから、「ここまでは貸し出せる」とか「これ以上はムリ」という線引きが、各社によって決められています。

よく「甘い審査」などと言われるカードローンがあります。ですが、審査基準は各社それぞれであり、おそらくそれほど甘いという例はないはずです。甘く見えるのは、どこか1点だけ、他社ではムリだと言われている悪条件でも審査に通ったりする場合でしょう。

しかし、よく考えてみてください。お金を貸すビジネスをしている人たちが、みすみす損をする取引をするはずがありません。社員として、そんなことはやってはいけないでしょう。つまり「甘い」といっても、その会社にとっては「ここまでは取れるリスク」と判断されただけのことです。または、単純に金利や限度額で制限をかけて審査を通しているだけなのです。

この点で、増額については逆のことがよく言われます。増額は難しい、厳しいと。ホントにそうでしょうか。それはムリな増額を希望しているからではないかと思います。(こちらも参考にどうぞ→カードローン増額審査に通るコツが知りたい方にオススメ

ムリな増額とは、審査すべき実績がない、あっても期間が十分ではない、そして「返済できるのかな」という不安を抱かせる申し込み内容である場合です。

いま10万円が限度額なら、毎月の返済の最低額は5000円ぐらいからですむはずです。それがいきなり100万円になったらどうなるでしょう。毎月、3万円以上の返済を4年続けることは可能でしょうか?

単純な話、月収20万円程度の人で賃貸に住んでいた場合、3万円を返済にあてるのはかなり難しくなる可能性が高くなります。家賃や光熱費に10万円。残りの10万で生活し、返済もするのです。できそうに見えますが、現実にはかなり厳しいと思います。

スマートフォンに1万円、外食で毎週、居酒屋などに行けばそれだけで4週間で4万円。服やヘアサロン、友達と遊びに行く、映画を見るといった費用を入れたら……。

毎月20万円程度の給料で年間6か月のボーナスがあれば年収は300万円になります。しかしこのような生活をされている人に、100万円の限度額を設定するのはちょっと勇気がいるのではないかと思いませんか?

カードローンを遅延していないのに融資停止

カードローンを返済を一度も遅延していないのに融資が、何の予告もなく停止になることがあります。これまで、毎月返済に遅れたことがなく、決められた支払金額以上の入金をしているにもかかわず何が悪いのかということになります。考えられる原因としては、まず年齢があります。カードローンの申込みは、申込みができる上限に年齢制限を設けいています。この上限年齢を超えてしまった場合です。申込み上限年齢は、各社異なるのですが60歳以下や64歳以下、69歳までなど申込みをできる上限年齢が決まっています。

例えば、69歳まで申し込み可能という会社であれば、利用者の年齢が70歳の誕生日を迎えた日から融資ができなくなります。一応、契約時の契約内容の説明の時に聞いていることなのですが、それを忘れていることが多いため、いきなり借りれなくなったと感じてしまうのです。今後ですが、もう一生融資を受けることはできませんので、返済のみにしか利用できないカードとなります。その他の遅れてはいないのに融資がとまってしまう原因とは、借入している金額になります。総量規制では最大で借り入れ可能な金額が年収の3分の1以内とされています。これは1社3分の1以内ではなく、取引のある金融機関すべてを合計しての金額になります。

そのために、契約してから信用情報調査が定期的に行われ、借入金額の調査が行われます。ここで、他社で借入金額が増えていたりすると年収の3分の1以上借入金額になっていた場合は、融資がとまってしまいます。この場合は、返済をして残高を減らしていて次の信用情報調査の時期を待つか、カードローン会社に問い合わせをしてみて再審査を受けて融資できるか診断してもらうかになります。このような融資が急に止まることは、事前に明日から止まりますなどと丁寧に電話で教えてくれることはありません。契約内容にも明記されていることですので、苦情を言ったからといって融資が再開するものではありません。

【参考ページはこちら】
カードローンは同時に何社まで利用できる?

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