延滞すると信用情報に記録されるのはなぜ

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カードローンの利用歴は1年くらいです。急な出費に迫られてカードローンを使うようになりました。現在までは順調に期日返済を続けていますが、延滞すると信用情報に記録されて今後カードローンとかの利用ができなくなるという話も聞くと、万が一返済に遅れるようなこともあるかもしれないと考えると少し心配です。

カードローンの利用と返済状況の記録は健全な信用取引のため

カードローンの返済支払いに遅れてしまうのは、約定日に残高不足で引き落としができなかった、入金が間に合わなかったなどという場合でしょう。これらは未払い、滞納、延滞、または不払いや支払遅延と呼ばれますが、保証会社や金融会社から支払いが確認できなかったという通知ハガキが届けられることになるはずです。

そして延滞の状況が悪化してくると、ブラックリストとしての評価を受けることになり、新たなカードローンやクレジットカードの申込み審査において大きな不利益を被ることになります。ブラックリストというリストが何処かにある分けではなく、信用取引の履歴情報に問題になる記録が一定以上含まれている状態を通称してそのように呼称しているのです。
(⇒ブラックの人がカードローン審査を受ける時の注意

そのようなカードローンの申込みから契約状況、そして利用から毎月の返済が完済に至るまで逐一記録している機関が個人信用情報機関と呼ばれる組織なのです。ここに加盟している金融会社は自社の判断に基づいて取引の状況、毎月の返済の状況を記録登録しています。それは、各利用者の信用情報を客観的に表した情報を収集、提供管理することで、カードローン利用者と金融業者との健全な信用取引きを実現するためだとされています。

ですから、取引の状況が主観的な判断でブラックであるということを記録することを目的にしているのではないのです。むしろ各取引状況の記録を参照、閲覧したときに利用状況がどのようになっていたのかを客観的な取引データで提示する事によって信用取引の公正性を維持することになります。

1回でも延滞すればブラックになるということは、ありません。しかし、何ヶ月の延滞であれば、個人信用情報に記録されることはないということもできません。たとえ1回の延滞、未払いであっても個人信用情報に取引記録として登録される可能性はあります。これは取引の記録をいつ、どの時点で登録するか、どの程度の取引記録を登録するかが各金融会社の判断に委ねられていることによります。

毎月、きちんと取引データを登録する会社であれば、毎月の記録が蓄積されますので、その分、データは早く参照できなくなります。逆に問題が発生した場合だけに登録する会社であれば、ほとんど何もデータが登録されないということになりますし、この場合、返済に問題が生じると長い期間、その記録は参照できることになるでしょう。

長期間に及ぶ延滞や債務整理などという事態になると「事故情報」とか「移動情報」などと呼ばれる扱いになりそれ以降、数年から10年程度は完全にブラックリスト扱いになってしまいます。つまりほとんどの会社で新たなカードローンやその他のローンは審査に通らない信用状態になるということです。このような状態と一度限りの延滞情報とはまったく意味と重大さが異なりますのでしっかりと区別しておく必要があるでしょう。

まとめれば、たった一度の延滞で大きな問題になることはありません。返済に間に合わなければ、速やかにカスタマーセンターに相談の電話を入れて、返済を完了しましょう。そして延滞を繰り返すことがないように充分注意しましょう。

カードローンの延滞をした情報について

カードローンで借り入れをして、延滞した場合には、その情報はどのように保管されるのでしょうか。まず、1日でも遅れれば、借り入れをしている金融機関に保管されます。遅れることは融資の上では非常に重要なことですから、それはたいていは顧客情報として保管されることになるのです。

それとは別にブラックリストというものが存在します。ブラックリストというのは俗称で、信用情報機関という会社が管理を行っています。なぜブラックリストと呼ばれるのかというと、この会社に多くの金融機関がアクセスするからです。金融機関がローンのサービスを提供するときには審査を行います。この審査のときにアクセスします。そして、延滞したことが過去にある事がわかれば審査に通さないのが普通です。返済が遅れる人に貸し付けたいと思わないのは当たり前でしょう。そのためにアクセスして確認するのです。

少し遅れたくらいなら、すぐに返済をすればブラックリストに載ることはありません。1日くらいならブラックリストに登録されることはありませんから、遅れたと思ったらすぐに返済をするようにしましょう。実際にはどれくらいの延滞をすればブラックリストに載るのかというと、これは金融機関によって異なっていますが、だいたい90日と言われていますから、3ヶ月と考えておくのが良いでしょう。

3ヶ月もあれば何とかして返済をすることができるでしょう。というよりも、給料日が来れば恐らく返済をすることができるでしょうから、普通に生活をしていれば、よほど無計画に借りない限りは3ヶ月も遅れることはないでしょう。ですから、3ヶ月も遅れるというのは、もはや返済をする気がないとしか思えません。カードローンを延滞した情報については、このようにしてブラックリストに載ることはありますが、普通の人が普通に使っていて、少々遅れたとはしてもきちんと返済をしていればブラックリストに載ることはないのです。
(⇒ブラックでも銀行系カードローンを作る方法

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