カードローンの案内は相手を選んでいる?

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このところ、銀行でキャッシュカードを入れるとカードローンの案内が出ます。取引のボタンを押そうと思って、ちょっと戸惑います。この広告は誰にでも出るものでしょうか。それとも相手を選んでいるのでしょうか?

相手を選んでいる場合もあると考えられます

ある銀行ではカードローンの枠を持っていながら利用していない人、申し込める資格を満たしているのに申し込んでいない人に積極的に案内を打ち出しているそうです。
(⇒銀行のカードにカードローン機能を付けた方がいい?

ATMではいろいろな取引ができます。中でもカードローンを利用できる人にとっては借り入れや返済が、通常の現金の引き出しや預け入れとほとんど同じ感覚で利用できます。特別の操作は必要なく、通常の暗証番号だけで対応できます。メニューからローンを選んでいくだけですから、ほかの人に気づかれることもありません。

どうして銀行はカードローンを利用してほしいのかといえば、もちろん収益性を高めるためですし、せっかく便利な仕組みだから使ってほしいと思っているからでもあります。

ご存じのように低金利時代の今日、銀行の収益を確保するためにはさまざまな手数料収入もバカになりませんし、ローン商品の充実もその一貫です。カードローンは中でも使いやすさから認知度が高まっていることもあって、一定の資格のある人なら申し込んでおいてほしいと銀行は思っているのではないでしょうか。

申し込み資格としては、通常、満20歳以上、安定した収入のある人。そのほか銀行によって多少の違いはあるものの、最低限、これをクリアしていれば申し込みは可能です。なお、申込時の年齢には上限があります。銀行によって違いますのでお確かめください。また年齢の上限に近い人ほど、条件のいいときに申し込んでおくべきでしょう。

いずれにせよ、カードローンを利用するには銀行口座が不可欠です。借り入れにも返済にも使います。この点で、キャッシュカードを持っていることは、口座を持っていることになりますので、PRをするにはいい機会だと思っているのでしょう。

カードローンの種類にもよりますが、中には口座の残高が足りないときにも、自動的にローンの限度額の範囲で融資をして、支払いに充ててくれるサービスがあります。これはとても便利です。なぜなら、自動引き落としに設定している会費や公共料金が、うっかりして残高不足だったとき、あとから振込の手続きをするのがとても面倒なものだからです。

だったら、多少の金利を払ってでも、自動で融資してとりあえず払っておいてもらい、給料が出たら、そこで返済するのが賢い方法だと言えるでしょう。

ちょっとクレジットカードのような感覚でキャッシュカードが使えるようになるわけですから、ぜひ検討してみる価値はあると思います。ご自身の口座の銀行でどのようなサービスをやっているのか、チェックしてみましょう。

ATMの画面にカードローンの申し込み案内が出る理由とは

銀行のATMを使用していると、ATMの画面にカードローンの申し込み案内が出る事があります。突然画面に、申し込みしませんか?と出ると、ちょっと驚いてしまいますよね。しかし、実は意外と便利なのをご存知ですか。ATMでキャッシュカードを使用しただけにも関わらず、カードローンの申し込み画面が出るという事は、既に、審査がOKになっているからなのです。更に、ATMの画面にカードローンの申し込み案内が出るには、一定の条件があります。

それは、自分が取引をしている銀行のATMを使用している事、そして、口座を作るときに、ある程度の個人情報をしっかりと記入している事です。他にも条件はありますが、このような条件を満たしていて、かつ、取引をしている銀行にカードローンがあれば、ATMの画面に、カードローンの申し込み案内が表示されるのです。銀行側と致しましては、自行が所有している個人情報をもとに、事前に審査を済ましておりますので、ATM画面でカードローンの申し込み案内をする事で、新規にお客様を作ろうとしているのです。ですので、その画面で、申し込みをするという画面に進めば、簡単な確認でカードローンを作成する事が出来てしまいます。しっかりと口座を作るときに、情報を記入しておけば、いざという時にメリットがあるのです。

商品内容は、銀行によって異なりますが、一般的には、借りれる金額は少額で、キャッシュカードと一体型のカードになります。しかし、この一見便利に見える商品にも、一点だけデメリットがあります。それは、カードローンを作る気が無いのにも関わらず、簡単に作れてしまう点です。計画性をもっていない人が、安易な気持ちで作ってしまいますと、簡単にお金を引き出せることから、間違って使用してしまう可能性があります。簡単にカードローンの契約が出来る反面、しっかりと計画性を持って、お金を借りるように心がけなくてはいけません。その事さえ心がければ、これ以上無く便利な案内なのです。

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