カードローンを作るかどうかで悩んでいる大学生です。カードローンを悩んでいるくらいだからお金に困っているのはお分かりいただけると思いますが、ただ単に困っているというだけではありません。
それは、例えばカードローンを作ってお金を借りられるようになったとしても、お金をきちんと返済できるかどうか分からないという事です。私はアルバイトも一応しているのですが、勉強を優先しているのでどうしても収入は微々たるものになってしまい、それで困って借りるのに、そこから返済なんて出来るのだろうか?というのが最大の悩みと言えそうです。
だから聞いておきたいのが『大学生のアルバイトでもカードローンの返済はできるのか?』という事です。大学生のアルバイトなんてたかが知れているのは事実ですし、返済に余裕があるのかどうか分かりません。というか、現時点では無理なのでは?と思っています。
そんな事は無い、という場合は何故大丈夫なのかを教えていただけませんでしょうか?
アルバイトでもローンによっては返せます
「お金を借りたいけど借りても返せるか自信が無い…」というのは、収入に余裕が無い人に良くある悩みです。実際のところ、『全く返せる目処が無いけど借りてしまう』というのは、かなり危険な行為です。いつか訪れる破滅を先延ばしにしているだけとも言えるので、賢い選択とは言いがたいでしょう。
(⇒カードローンを延滞しないようにするための条件とは)
ただ、大学生のアルバイトではカードローンを返済出来ない、と断定できません。何故ならカードローンの返済というのは、多くが毎月少額からの返済となっているからです。カードローンを使ったら毎月必ず数万は無くなる…と決まってはいないという事を念頭置きましょう。
なので、今から作ろうと思っているカードローンを見るときは、金利など以外にも毎月どれだけ最低でも必要になるか、つまりは最低返済額についてチェックしておきましょう。リボ払いに対応しているカードローンなら、毎月数千円からでも返せる事があります。むろんカードローンの中にも数万必要なものがありますが、最低返済額はまばらなので良く見比べる必要があります。
また、学生向けのカードローンなら、返済自体を多少待ってくれたり、最低返済額をさらに少し減らしてくれたりするものがあります。学生向けというのは作りやすいというだけでなく、経済的に安定していない大学生向きである、という意味合いも含まれているのです。
学生向き、毎月少しずつでも返していける…この二点を良く考えて、カードローンを選んでみてはいかがでしょうか?
アルバイトの大学生でもカードローンを利用できる
アルバイトしかやっていない大学生であっても、カードローンを利用することができます。基本的に、カードローンやキャッシングと言った一般の個人消費者に対して向けられたサービスでは、大きな融資の制限はありません。もちろん、安全に融資をするための利息の制限や融資の上限を決める規制はあるのですが、融資の対象を制限するようなものはないのです。
アルバイトしかやっていない大学生がカードローンを利用することができる根拠はきちんと存在します。この法律的な根拠のことを総量規制と言います。総量規制というのは、元々融資の枠に関する規制の事を言います。一定以上の融資を規制することによって消費者と金融機関の双方の安全性を担保することが目的なのです。
では、なぜ融資の枠を規制すると安全性が担保されるのでしょうか。これは双方の視点から見ればすぐにわかります。お金を借りる消費者にとっては返済できないのに無理な借り入れをして多重債務者になることを防ぐことが出来ますし、金融機関から見れば消費者に対して無理な貸し出しをすることによって不良債権を生み出すことを防ぐことが出来ます。
このように、総量規制は融資の契約の安全性を担保するために存在するのですが、実はこの規制が融資の対象を広げるために大きな役割を果たすのです。総量規制では、年収を基準に融資の枠を決定しますのでその基準の範囲内ならばどのようなお金の借り方をしても完全に自由になっています。つまり、一回の融資の契約で1万円程度のお金でも借りることが出来るわけです。
そして、アルバイトであってもパートであっても少ない収入とはいえ年収が存在するわけですから、この年収を基準にすることによって融資の枠を作ることが出来るようになります。上限を超えない範囲であればお金を借りることが出来るのは法律でも認めるところですので、学生がお金を借りることは何の問題もないのです。そのため、カードローンは誰であっても利用することができるわけです。