脱サラして個人事業主になり数年、地道に続けていたおかげで赤字だけは出さなくなりました。黒字がまだまだ少ないという事はありますが、それでも今後も続けていく上では十分な希望になり得る事実です。会社に勤める事が苦痛でしかなかったので、本当に気楽で今は毎日が充実しています。
でも黒字が少ない以上、ちょっとした贅沢もできないは困りものです。私は骨董品が好きで会社員の頃はちょこちょこ集めていましたが、個人事業主になってからはご無沙汰しています。もちろん興味無くなったわけでは無くて、なかなか手が出せないだけです。前に見つけた模型なんかは、本当に欲しかったのに泣く泣く諦めていましたよ…。
骨董品も毎月買うわけではないので、せめてたまに欲しい!と思った時にだけ使えるようなお金が欲しいです。こうしたニーズに合うのがカードローンなわけですが、個人事業主がカードローンの審査を受けるというのは、やっぱり厳しいのでしょうか?個人事業主だとお金を借りられなかった…という報告が多数あがっていて、まだまだ余裕が無い私としても自身がありません。せめて個人事業主でも作れるかどうかを教えていただけませんか?
必ず審査が厳しいとも言えません
個人事業主というと本人がお金を捻出しているというわけで、安定して給与がもらえる会社員に比べていつ収入がなくなるか分からない…となれば、債権回収も難しくなるのは当然ですね。債権回収が難しい相手にお金を貸す事は、金融業者にとって紛れもないリスクなのです。
ただ、それで個人事業主なら絶対に審査が厳しいというわけではありません。言ってしまえば、収入がどれだけ安定しているか、どれだけ稼いでいるかさえ分かってしまえば、金融業者としても無碍にはできません。こうして書くと何だか守銭奴を相手にしているように感じるかもしれませんが、お金が絡んだ場面だと誰でもこうなる、と考えてみると分かりやすいでしょう。
個人事業主でも利益があって、それをきちんと収入証明が出来る書類と一緒に申告すれば、審査はちゃんと公平に行ってくれます。依然として立場による不安定感はあるものの、収入という重要なファクターがはっきりしているだけでも、カードローンの審査もやりやすい事でしょう。なので、個人事業主は常に収入が証明できる書類を用意しておくべきでしょう。(こちらも参考になります→自営業者が銀行カードローンを作るコツ)
同じくらい稼ぐ会社員よりは多少審査も難しくなりますが、作る事自体は厳しいわけではない、という事が分かるだけでも違ってくるのでは無いでしょうか?
個人事業主カードローンの審査は厳しい?
個人事業主カードローンの審査は厳しいといわれますが、これは本当でしょうか?結論からいえば、本当であるといえます。その理由は、個人事業主の場合、サラリーマンなど正規雇用の人に比べて収入の安定性が確認しづらいからです。
収入を証明するための書類はありますが、それでも一般のサラリーマンのように収入面で信頼されることは難しいの現状です。このような事情から、個人事業主がカードローンを申し込むときには、慎重かつ厳しい審査が行われることになります。とはいえ、収入の安定性が認められれば個人事業主でもカードローンを利用することができます。
例えば、過去の借入の履歴において返済が滞らせたことがないとか、事業の継続的に行っていることを証明できる書類が揃えられれば、審査は有利になります。また、事業主向けのカードローンを利用するという方法もあります。事業主向けのカードローンとは、その名の通り事業主向けであり、しかも総量規制の対象外とされるものです。カードローンには個人向けと事業主向けがありますが、事業主向けを申し込めば個人事業主でも借りやすくなります。ただし、カードローンの申し込みでは必要書類を揃えなければなりません。必要書類は事業を証明できるものです。すなわち、領収書、発注書、納品書などです。これらの書類を提出することで個人事業主でもカードローンを申し込むことができます。
審査は収入面をはじめいろいろな要素が考慮され、総合的に判断して可否が決定されます。年収はもちろん大事ですが、過去の金融事故の履歴も重要です。特に過去に債務整理をしたことがあったり、自己破産の経歴がある場合は、審査が不利になると考えていいでしょう。過去の金融事故の履歴は、個人信用情報センターで確認されることになります。個人信用情報センターには、CIC、全国銀行個人信用情報センター、日本信用情報機構の3つがあります。過去の金融履歴を隠そうとしても、個人信用情報センターを調べられればすぐに分かります。
【参考ページはこちら】
個人事業主のカードローンは低金利なの?