最近聞いた話では、銀行系カードでも銀行で審査しているというわけでは無いらしいのですが、本当でしょうか？
今までは銀行のカードローンなら当然銀行が審査を行っている…そう思っていたのですが、何でもそうとは限らないと知人との雑談で話題になりました。といっても知人もそこまで詳しく調べたわけでも無く、そういう話を聞いた程度らしいです。私も実はカードローンを持っていなくてそろそろ作ろうと思っていたので、調べる価値があると思ってこうして聞いております。作ると決まったわけでもないのにすみません。
銀行系カードローンの審査期間というのは、一体どこなのでしょうか？将来に役立つ知識として、知っている人には是非教えてもらいたいです。もちろんカードローン審査経験者も歓迎しておりますので、よろしくお願いします。
提携企業や保証会社も絡んでいます
銀行が直接審査をする融資というのは、プロパー融資と言われています。この融資というのは保証会社も間に存在しないので、より厳しく低金利の融資方法と言われています。一応補足のために言っておくと、保証会社というのは私達の保証人となってくれる会社の事です。（こちらもご参考にどうぞ→銀行系カードローンの保証会社はどこ？）
まずここで注目するのが、その保証会社です。保証会社というのは言ってしまえば、借りた人が返せない時には代わりにお金を払う会社です。払ってもらったら私達がその保証会社に結局は支払うのですが、この保証会社もタダで保証人になるわけではありません。その人がきちんと払えるかどうかを審査してから保証を行いますので、保証会社の審査に通過できないのなら借りられないのです。つまり、ここが銀行の代わりに重要な審査を担っているとも言えますね。
そして、銀行の傘下に消費者金融が存在しているのはご存じですか？大手銀行なら基本的にまず消費者金融を抱えていると言っても良く、消費者金融は独自に営業するだけでは無く、銀行の審査業務を担っている事が良くあります。消費者金融の審査はスピーディなので実に効率が良く、それゆえにカードローンみたいな比較的小口の融資となると、消費者金融が代わりに審査をしているなんて事が多いのです。
最近銀行カードローンの審査基準が緩くなっていると言われていますが、消費者金融が主に審査をしているからとも言われています。銀行も全く見ないという事は無いでしょうが、それでも消費者金融が影響を及ぼしているのは事実でしょう。審査に通過しやすく早いのなら、悪い事では無いですけどね。
（⇒カードローン審査に通れない一般的な理由）
なので、銀行のみの直接審査というのは、今では少数の融資となっています。だからカードローンの使い勝手が悪くなるわけではありませんので、あまり気にしても仕方が無いですけどね。
銀行系カードローンの審査機関は銀行ではない
銀行系カードローンの審査機関としては銀行と保証会社とがあります。銀行系カードローンに申し込みをすると、まず銀行が審査を行います。そして、それとともに保証会社の審査を受けることが必要となります。銀行の審査は、どちらかというと申し込み条件に一致しているかどうかを確認するためのもので、実際には保証会社の審査の方が重要となってきます。保証会社とは何をする会社なのかというと、万が一返済ができなくなったときに、借り入れをした人に代わって銀行に返済をする会社のことを指します。ですから、もしも返済ができなくなると、借り入れを指定が銀行にから保証会社に債権譲渡が行われますから、その後は保証会社に対して返済をしていけば良いことになります。
この保証会社は、銀行とは別の会社が運営していて、審査を行っています。消費者金融や信販会社が保証会社になっていることが多いです。ですから、実質的には消費者金融や信販会社から借りているのと同じような状態だと考えられるのです。初めてカードローンを利用する人にとっては、保証会社のことはあまり考えなくても良いでしょう。
しかしながら、消費者金融や信販会社のカードローンを利用したことのある人の場合には、系列に注意しておく必要はあるでしょう。ある消費者金融から借りていた場合、その消費者金融が銀行の保証会社となっていれば、借り入れ履歴などについてはすべて知られていると考えておくべきです。ですから、もしも過去に滞納があったり、あるいはそのほかにも何らかの不利になる履歴があった場合には、審査に落ちる可能性はあります。
過去に借り入れをしたことがあるのなら、銀行系カードローンを利用するときには保証会社について把握しておくのが良いでしょう。不利な情報が登録されている可能性があるのなら、保証会社によって銀行を選ぶのは良い方法だと考えられます。こうすることによって不利な情報が流れることを抑えられるでしょう。
【参考ページはこちら】
カードローン審査に落ちた理由が見当たらない時は
