銀行系カードローンは消費者金融と違う？

カードローンを作ろうとしたらみんなに銀行系カードローンを勧められたのですが、そんなに消費者金融カードローンと違うのでしょうか？

実家暮らしなので良く両親とも話すのですが、その時に念のためにカードローンを一枚作ろうかと相談してみたら、とにかく銀行系カードローンにしなさいの一点張りでした。両親と不仲というわけでは無いので反発する理由も無いのですが、消費者金融のカードローンだって良いと宣伝されているのに、本当に銀行のカードローンにばかり優位性があるのでしょうか？

今までカードローンを持った事も無いので無知な質問かもしれませんが、銀行系カードローンは消費者金融と何が違うのかを教えて下さい。それで両親が言っていることが正しいかどうかを立証できればそれで良いので、お願いいたします。

金利と審査が主に違うという感じでしょうか

おそらくご両親の方は、銀行という安定感がある響きでもお勧めしているのではないか、と思います。世代的に銀行が安定というか強かった時代だと思いますし、事実として今でもかなりの存在感があると言えますしね。ただ、きちんとした理由による違いが分からないとこの場合は参考になりませんので、お教えしていきますね。

銀行系カードローンはまず、消費者金融に比べて低金利という点が目立つでしょう。低金利という事は、たくさんお金を借りても利息が少なめで済むという事であり、当然少額の融資でも返済が楽になります。カードローンくらいでは分からないかもしれませんが、大金を借りる融資の時に金利が高いと、金利支払いだけで返済が終わらない…なんて事もあります。さすがにそうならないように、真っ当な金融機関なら設定してくれていますけどね。

次に、審査が消費者金融よりも厳しい事ですね。審査が厳しいという事は、それだけ消費者金融よりもお金が借りにくいという事です。銀行は低金利の利息を確実に回収するため、返済能力を消費者金融以上に厳しく見ています。最近は銀行のカードローンも消費者金融が審査するようになっていますが、銀行も一切関与しないというわけではありません。銀行系カードローンも審査が緩くなったと言われる昨今ですが、油断していて通るほど甘くなっているわけでもありません。

それと、やっぱり総量規制の対象にならないという事があります。消費者金融は対象となる為年収によって借りられる上限が決まりますが、銀行カードローンだとそれがありません。つまり借りられるだけ借りられるというわけですが、前述のように審査が厳しい為に、絶対に大丈夫というわけでは無いのを補足しておきます。
（⇒銀行系カードローンを使っていると他の審査に通れない？）

これらが主な違いになります。使っていて他にも使えるATMなどの差がありますが、今回お教えした部分が特に重要な違いなので、覚えておいて下さいね。（こちらも参考にどうぞ→コンビニのATMも使えるカードローン）