銀行系カードローンに強くなる記事一覧

銀行系カードローンというと、なんだか安心感が一気に増すような気がしますね。イメージとしては確かにそうなのですが、実際のところはどうなんでしょうか？ところで銀行系と一口で言いますが、これは実際には２通りの意味合いで使われていることが多いんです。

銀行系カードローンには先ず「銀行のカードローン」という意味があります。これはそのまんまですよね。しかしあとひとつ、「銀行グループである大手消費者金融のカードローン」という意味もあるんです。つまり銀行系カードローンとは、実際には銀行カードローンと消費者金融カードローンという、全く異なる種類の２つを指しているんですね。いずれで借りたとしても、その安心感では全く変わりありません。

ただしやはり銀行には銀行の、消費者金融には消費者金融としての特徴があります。そのひとつが金利です。銀行の金利は、やはり消費者金融よりは低いというのが特徴ですね。ただし１０％以上などといった大きな差ではありませんから、利息が低いからと慢心して延滞してしまうよりは、高い金利でも早く返済を済ませた方が返済総額としては低くなる可能性もありますよ。

また総量規制は消費者金融の大きな特徴ですよね。年収の三分の一以上の借入はできないというのがその内容なのですが、これは貸金業法という法律の下で営業をしている消費者金融だけにかかってくる規制です。銀行が関わっているのは銀行法ですから、銀行カードローンならばこの総量規制とは無関係です。そのため年収の三分の一を超える額を借りようとするならば、この両者のカードローンをよく見分ける必要がありますね。しかしこの総量規制について特に意識しなくてはならない人はそう多くはないでしょう。

一方で、ATM利用手数料はどなたにでも関わってくる大きな問題です。消費者金融では、一部を除いて借入や返済にはATM手数料がかかってきます。１万円以下は１０８円、それを超えると２１６円ですので、度重なるとかなりの金額になりますよね。しかし銀行ではこれがほぼどこでも無料となります。例えば外出先で必要になって借入れても、ふと思い立って追加返済しても、一切手数料がかからないというのは非常に安心ですよね。

しかし消費者金融でも、無料で使えるATMが全くないという訳ではありません。消費者金融にも、自社店舗ATMや提携銀行ATMなど、必ず手数料のかからないATMがあります。それを上手に選んで使えば、この点も銀行カードローンと変わらずお得に使えますよ。このように銀行系カードローンの特徴をよく知った上で、上手に銀行系カードローンを使いこなしてくださいね。