カードローンの極度額は年収で決まります

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都内の流通メーカーに勤務している30代のOLです。カードローンはときたま便利に利用させてもらっています。ところでひとつ質問があるのですが・・・。それはカードローンの極度額ってなんなのか?ということです。

利用限度額とは違うのでしょうか?また、カードローンの極度額ってどのようにして決まるのですか?利用限度額の決め方とは違うのでしょうか?いろいろと質問して申し訳ありませんが、是非とも教えていただきたいのです。

カードローンの極度額は年収で決まる

ご質問について答えましょう。まずカードローンの極度額とは端的に言えば、カードローンで契約する際の契約書に「極度額50万円」とされれば、あたなたの極度額は50万円になるということであり、最終的にはこの50万円まであなたは融資を受けられることになります。

一方、限度額について厳密に言えば、“利用限度額”ということになり、実際に専用カードを利用してATMからお金を引き出せるお金の上限となります。もっと具体的に言えば、「限度額が20万円」とされれば、20万円までなら無審査で何回も借り入れできることになるのです。

そして、極度額と限度額の違いを分かり易く説明すれば、極度額とは名目上の借り入れ可能な上限額を指し、限度額とは実際に借り入れ可能な上限額の指すのです。具体的に言えば、極度額は50万円だが限度額はそのうちの30万円までといったことになり、つまり極度額≠限度額ではないとの点が大きな違いとなります。

他方、限度額が30万円でスタートしても借り入れと返済の実績に加えて、年主が増えたりすれば限度額の枠は30万円から40万円へと増えていき、最終的には極度額の50万円で頭打ちとなります。

さらに言えば、契約時の極度額が50万円であっても、長い間借り入れと返済のきちんとした実績を積んで優良顧客と見做されて、かつ年収も増えれば極度額を50万円から100万円といったような改定も可能です。

しかしながら、極度額が100万円に増えても、すぐに限度額も同じような割合で増額されるとは限りません。と言うのは、極度額が2倍になったから限度額も2倍になるとは限らないからです。つまり、そこで限度額の増額や増枠の審査というものが必要になり、この審査はもちろん年収に左右されることになります。

年収と極度額との関係について言えば、極度額の設定は年収によって決まると言えます。たとえば、消費者金融では総量規制の対象となることで、年収の3分の1までしか融資できませんので、それに基づけば収入の3分の1までが極度額となります。

そして、むろん年収が高ければ高いほど、極度額も大きくなると考えてよいのです。ただし、収入の3分の1が極度額になるというのはあくまでも原則であって、審査によって決まるので収入の3分の1に満たない極度額となるケースもあります。

他方、銀行の場合も極度額は年収で決まります。が、総量規制の対象外なので、消費者金融よりも極度額は大きくなる場合があります。しかし、年収と同等やそれ以上の極度額になることは無いと言えます。

銀行の場合でも年収の30%~40%くらいが極度額の設定となるみたいですね。そして、極度額が大きくなっても、やはり利用限度額は極度額の範囲内で審査によって決まるのです。
(⇒現在の利用限度額に不満がある皆さんはこちらへ

カードローンの極度額と年収の関係について

カードローンで借り入れをする事のできる金額を極度額と呼びますが、この金額は金融機関がそれぞれで判断をして決定するのですが、年収は大きく影響してきます。この影響の仕方なのですが、これは金融機関の種類によって異なっているという点に注意しなければなりません。

まず、貸金業者の場合には極度額は年収の3分の1までに制限されます。貸金業法によってこれが規定されていますから、貸金業者として登録していればこれを守らなければなりません。例えば、年収が600万円の人であれば、200万円が上限と定められますから、それを超えて借りたいと思っても借りることはできませんし、極度額をそれよりも大きく設定してくれる事はないでしょう。(こちらもオススメです→カードローン利用限度額をどうしても増やしたい場合

貸金業者として登録指定営業をしているのは、主なものは消費者金融です。消費者金融は貸金業者の一つで、カードローンを最初に提供し始めたものも消費者金融です。最近ではクレジットカードを作ればキャッシングの機能が付属していますから、これを利用してお金を借りることもできます。クレジットカード会社のキャッシングのサービスも貸金業者として提供していますから、やはり貸金業法の規制を受けます。

銀行は極度額が大きいと言われることがあるのですが、その理由は貸金業者ではないからです。銀行は貸金業者ではなくて、銀行という別の金融機関として扱われます。ですから、銀行には貸金業法が適用されません。貸金業法によって借り入れのできる金額に規制がかけられているのですが、この規制は銀行に適用されません。そのために銀行から借りることのできる金額は大きいと言われることがあります。

では、銀行の場合には極度額がどのようにして決まるのかというと、これはそれぞれの銀行によって代わってきますが、年収もその要因の一つとなります。もちろんですが、年収が多い人ほど返済できる金額は多くなるのですから、借り入れできる金額も多くすることができる場合が多いです。

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