事故情報になのは延滞期間がどれくらいから

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主人がカードローンでキャッシングをしたのが半年前です。先月までは順調に返済をしてこれましたが、先月初めて祝日を失念してしまい、支払いに遅れてしまいました。その時はわたしが、気がついてすぐにカード会社に連絡して事なきを得たようですが、今後も似たようなことはあるかも知れません。そこで質問ですが、カードローンの使用で延滞機関がどれくらいになると事故情報になるのか教えて下さい。

何度ということはできない。連絡を忘れない、繰り返さない事です

個人信用情報は、個人の信用を客観的に、収集、提供・管理することで利用者と金融会社との健全な信用取引を可能にするために用いられるためのものです。この情報には個人の氏名、生年月日、自宅住所、自宅電話、勤務先の名称、所在地と電話番号などの属性情報を中心に管理されています。

クレジットカードを始めさまざまなローンを申込むと前述した個人の属性情報から契約に関わる情報が参照され様々なデータが記録されてクレジットヒストリーを形成することになります。契約が成立すれば、登録会社名、契約日、金額、形態、返済回数等が登録され、その後、返済情報が期日毎に状況に応じて登録されていきます。そして、これらの情報はほぼリアルタイムに更新されることになっています。

さらに、延滞、代位弁済、債務整理、手形の不渡り等が発生して契約通りの返済ができなかった場合は事故と呼ばれ、ローン利用者のクレジットヒストリーに登録されて運用されます。これら、契約通りの返済ができない場合という意味ではすべてが事故情報ということにはなりますが、契約の主体が変化するものが一般的にブラックリストと呼ばれる履歴になる記録だということなのです。

これらの事故情報には、延滞期間は関係なく、1回でも延滞してしまうと事故情報に記録されます。つまりご質問者の場合でも利用履歴の当該月を表す箇所には延滞があったことが記録されていることになるのです。ですから、ローンを利用する際に一度でも遅れると社会的信用を大きく損なうことになりますよ、と言われるのですね。

このことは金融会社によって多少の違いがあって、個人信用情報への登録時期によって延滞が数日の場合には登録が猶予される可能性は残っています。このことから、何日間は大丈夫と、内部の事情に詳しい人でも説明することがありますが、処理は金融会社毎に異なっており画一的なものではありません。

さらに延滞の記録は他の事故情報とは違って、1回の延滞記録でブラックとして扱われることはまずないといえます。数回の延滞があってはじめて、金融会社の処理は次の段階に進められます。それは代位弁済であったり、起訴手続きであったりしますが、この時点でブラックリストだと判断されるのです。

ということは、原則的に延滞を繰り返さなければ良いということです。しかし、何度までは大丈夫ということもやはり極めて不確定なのです。銀行系等は消費者金融業に関する経験が比較的浅く、損害を嫌う傾向が強いですから、手続きを進めてしまう期間の猶予は若干短いと推定することができます。

延滞がいつまで大丈夫か、あるいは延滞が何度まで大丈夫かという問題は不確定な答えしかありません。期間と回数は金融会社からの猶予に過ぎないからです。

ですからカードローンやクレジットカードの利用に際して大切なことは、原則として返済支払いに遅れない事なのです。そして遅れそうなとき、あるいは遅れてしまった時にはカスタマーセンター等に迅速な連絡をする事、その後、速やかに返済をすること、そして繰り返さないことなのです。

カードローンの事故情報と延滞期間について

カードローンの審査のときには、信用情報機関に問い合わせをして申込み者の信用情報調査が行われます。借入申し込み者が勤めている会社が上場企業でいくら年収が高くてよさそうな人だとしても、返済に関しては本当に返済してくれる人かどうかは分かりません。そのため信用情報機関に申込み者の情報を照会して他社での利用状況を確認します。ここで、他社で延滞をしていたりカードローンの事故情報が登録されていると融資を受けることができず、審査で断られてしまいます。

延滞についてですが、2、3日程度は信用情報の規約では延滞という扱いではありません。カードローン会社にとっては延滞ではあるのですが、信用情報では単に遅れているだけという扱いになります。この程度の遅れでは延滞という情報が登録されていません。信用情報機関が定義する延滞とは、約定期日つまり支払期日から61日以上または3ヶ月以上の延滞期間がある債権を延滞とてい定義しています。カードローン会社はこの期間が経過した債権を信用情報機関へ延滞と報告します。延滞というカードローンの事故情報が登録されてしまいますと、現在契約しているカードローンの融資が停まりますので借り入れができません。

また、他の金融機関でカードローンを申し込んでも信用情報調査が当然ありますので、そこで延滞という情報が発覚すればカードローンの審査に落ちてしまいます。延滞を解消するには、返済をすることです。ただ、1回返済したからといって延滞が解消するわけではありません。そのあとも2から3回入金して、通常の契約通りの状態の返済までに回復したらカードローン会社が信用情報機関に延滞解消という報告をします。ただ、延滞解消という情報は1年間は登録されます。これは、たしかに現時点では延滞していない状態ではあるのですが、直近1年以内に大きな延滞をしたという事実になりますので、完全にこの事故情報が消えないと借り入れはできなくなります。

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