都内のコンピューターソフトウエア開発の会社に勤めている29歳の女性社員です。カードローンはお金が必要になったときに便利に利用させてもらっています。

ところで先日、会社の昼休みにカードローンのなりすましの詐欺にあってATMからお金を引き出されてしまった人の話を同僚としたんです。その被害者はどうやら会社の友人の親友らしいのですが…

私もカードローンを利用しているので、他人事とは思えず、詐欺に引っ掛かってしまったらどうしよう…と不安になりました。そこでカードローンのなりすましの詐欺について教えて欲しいのです。

カードローンのなりすましは犯罪です

カードローンに関わるなりすましの詐欺に遭ってしまう方は少なくないみたいですね。カードローンのなりすましについては、いくつかのパターンがあるみたいです。

ひとつは、カードローンを利用するためにATMでお金を借りようとしている人に行員や警備員を装って近づき、カードローン利用の操作を教えるフリをしてカードローンでお金を引き出せる暗証番号を聞き出してなりすます手口です。

このケースでは、特に高齢者の方が狙われるようです。もうひとつは、他人と同姓同名の者が、その人間の個人情報を入手して“なりすまし”てカードローンに申し込んでATMからお金を引き出してしまうといったケースです。

なりすました張本人は、同姓同名の個人情報を利用してなりすましていることから、カードローンで使ったお金の請求はなりすまされた本人のところへ届くことになります。それゆえ、まったく身に覚えのないお金の請求が金融会社から突然来て何が何だか分からなくてビックリしてしまうことになるのです。

そして、最後の“なりすまし”のケースとしては、「名義貸し」というかたちでのなりすましです。「名義貸し」は法律違反ではないものの、なりすましのカードローン利用はトラブルの原因になる場合が非常に多いのです。
(⇒カードローンはATMで利用しない方がいい?

名義貸しのなりすましは肉親の関係において多いようですね。たとえば、兄が弟の印鑑や通帳、個人情報を無断で利用して、弟になりすましてカードローンに申し込んで利用するといったことです。

そして、カードローンの利用代金の請求は、なりすまされた弟のところへ送られてくることになります。以上のような、“なりすまし”行為に対抗するために金融機関では在籍確認の義務化等の予防策をとっています。

また、コンビニのATMでの引き出し限度額が50万円であったものを20万円に引き下げることでなりすましの詐欺を現金を引き出すATM利用の水際で防ぐ措置も取られています。

とまれ、カードローンで他人になりすましてATMからお金を引き出す行為は、立派な犯罪であると言うことです。そのことからカードローンを利用している方は、“なりすまし”に注意するとともに、名義貸しのようななりすましを助長するような行為には頑として応じない姿勢が大切になると言えるのです。

カードローン契約者になりすまし、ATMを利用したらどうなる

カードローンの便利なところは、カードを持ってさえいれば、誰に頼まなくても借り入れをすることが出来るというところです。たとえば、貸金業者と契約をした後、お金を借りようとするたびに貸金業者の人に会って、お金を貸して下さいと頼んでいたら大変です。そういう煩わしさがないのが、カードローンのメリットなのです。(こちらもご参考にどうぞ→いざという時便利な優良カードローン)しかし、カードを持っていれば契約者でなくてもATMでお金を借りられるというのはデメリットでもあります。

お金を借り入れすると、契約者の銀行口座に必ず振り込まれるようになっているというのであれば、カードを落として誰かに拾われたりしても悪用される心配はまずないですが、ATMから直にお金を引き出すことが出来るので、カードの取り扱いには注意が必要なのです。ただ、カードを落として拾われてしまった場合でも、簡単には悪用出来ないようになっています。というのは、まず、カードを利用するのに暗証番号が設定されているからです。

一般的に暗証番号は4桁で、インターネットの会員制サイトにログインする場合のパスワードに比べれば、非常に簡単に思えますが、数字4桁の組み合わせは1万種類ほどあるので、手がかりでもなければ、簡単に割り出すことは出来ません。また、何回か暗証番号を入力して間違っていた場合は、その日の借り入れはもう出来ないようになるので、カードを落としたことに気づいてからカードを止めてもらう時間は充分あるのです。

また、もし暗証番号を見破られてお金を引き出されてしまった場合でも、犯人は比較的早く捕まる可能性があります。なぜかというと、ATMが設置されている場所には必ず防犯カメラがあるからです。コンビニのATMなどの場合、カメラとわからないようにカメラが設置されているので、ここはカメラがないから顔を隠さなくても大丈夫だと思った犯人をはっきり撮影出来る可能性があります。上記のようなことから、カードローン契約者のなりすましは非常に難しいのです。

▲ トップへ戻る
Copyright (C) 2024 《カードローン》審査の緩いのはどれ?優良店一覧から選ぼう! All Rights Reserved.